レンジャー 陸上自衛隊の遊撃部隊・隊員 (第1回)

山下輝男   

 

  レンジャーとは、敵地において独立的に行動し、襲撃・伏撃等の手段により、敵戦闘力の減殺、戦闘力発揮の妨害、情報活動等を行い、作戦・戦闘全般の遂行に寄与する遊撃部隊・隊員のことである。

(コメント)
 現代戦においてレンジャーは如何なる地位にあるか?レンジャー資格を持つ者が果たして現代戦において必要かとの疑問を呈する人が居る。一見尤もな疑問であるが、然に非ず。陸上自衛隊が直面するであろう事態は一様ではない。地形も状況も、戦うべき相手も様々である。そのような状況に効果的に対応し得るのは、それらに応ずる訓練を積み、不屈の精神力・体力と的確な判断力を有する者であろう。それらを全て備えているのが、レンジャーだ。

 

  レンジャー教育に挑戦し、あらゆる困難に打ち勝ち、無事卒業することが出来た隊員にレンジャー徽章が授与される。レンジャー徽章を胸に付けた隊員達は、任務に対する誇り、強靱な体力・気力及び旺盛な使命感、責任感を堅持した者達である。任務に当たっては犠牲的精神を発揮し、その士気は極めて高い。

(コメント)
 陸上自衛隊におけるレンジャー資格者数は公表されていない。普通科部隊等では比較的その比率は高く、必要に応じてレンジャー部隊を編成することがある。低強度紛争対処、ゲリラコマンド対処のためには、レンジャー部隊を編成して対処するのが有効だ。更に言えば、全ての普通科隊員がレンジャー的素養を有する必要がある。

 

  レンジャー徽章の中央にある金剛石(ダイヤモンド、最も硬い石)は、強固な意志を表し、それを囲む月桂冠(勝利者へ与えられる冠)は、困難な教育へ挑戦して勝利した者を意味する。
 

  レンジャー隊員は、険しい山岳地帯における長期間のサバイバル能力、道なき道を行くランドナビゲーション能力、岩場を通過するロッククライミング技術、ヘリコプターによる空中からの潜入・離脱技術、ボート等による海や河川からの潜入・離脱技術及び各種爆破薬を使用した破壊技術、格闘能力、射撃能力を有し、あらゆる困難な地形・気象を克服して任務に当たる。こうしたレンジャー隊員は、国際任務や災害派遣の現場において、最も困難な地域に投入され任務を完遂している。

(コメント)
 小生が、今は廃止された倶知安駐屯地所在の第29普通科連隊長時代のレンジャー隊員の活躍ぶりを紹介しよう。
 平成5年7月12日北海道南西沖地震が発生した。連隊は隊区内災害派遣を予期しつつ、情報収集に努めていたが、隊区外である奥尻島への災害派遣を命じられた。隊区外であり、奥尻島に関する情報はテレビ情報以外にない状況不明下の部隊派遣とならざるを得なく、更には離島への部隊派遣という極めて難しい災害派遣である。
 連隊長の重要な判断事項は、誰、何中隊を先遣隊として派遣するかということであった。このような状況こそ、正にレンジャーの出番である。直ちに、富士学校レンジャー課程卒業の小隊長率いるレンジャー小隊を編成して派遣することに決し、準備を命じ、ヘリ到着と同時に状況不明の奥尻島に先遣隊として派遣した。
 レンジャー小隊長以下は、ものの見事に任務を完遂し、事後の連隊主力の災害派遣に資する貴重な情報を収集した。

 

  レンジャー隊員になるため、約3ヶ月にわたり、一切の妥協を許されない厳しい猛訓練が毎日行われる。このうち約2ヶ月を基礎訓練とし、体育、格闘、地図判読、破壊、通信、各種潜入技術、生存技術などの基礎的な知識や技能を修得する。この基礎訓練を終了後、レンジャー教育の主体である行動訓練へと進み、レンジャー隊員としての訓練が続行される。
 

(コメント)
 訓練期間中、学生は、教官からのあらゆる指示に対して、「絶対服従」であり、一切の反論は許されず、ただ、一言「レンジャー!」とのみ応えることとされる。米陸軍においても同様である。
 極限状況においては、一途の方針の下に行動しなければ決して任務の達成は不可能であり、常日頃からそのような絶対的な規律を涵養する必要がある。逆に言えば、それだけに指揮官(戦闘隊長)の極限における指揮能力が戦闘隊の命運を左右することとなる。従って、極限状況下における部隊指揮の在り方を学ばせ、己が弱点を克服させる。

 

  基礎訓練間は、任務達成に必要な各種戦闘技術の修得とともに、体力・気力の向上が求められる。体育及び格闘は段階的に厳しい訓練内容となり、レンジャー学生に不撓不屈の精神力が養われていく。そして毎朝、訓練開始前にはレンジャー点検と呼ばれる身だしなみの点検や、内務点検と呼ばれる居室の整頓状況の点検が行われ、細心の注意力が養われていく。気を抜く時間はない。毎日がまさに戦場である。

(コメント)
 レンジャー点検や内務点検は非常に厳しい。その目的は、レンジャーに必要な細心な注意力の涵養である。一寸した気の緩みや不注意が大事を引き起こし、任務遂行を困難にする。意識せずとも、身だしなみや整理整頓が万全に出来るよう習性化を図らねばならない。

 

  レンジャー隊員を養成するレンジャー教育には、陸上自衛隊富士学校(静岡県)が実施している幹部レンジャー課程、空挺教育隊(千葉県)が実施している空挺レンジャー課程、全国の部隊で曹士に対して行われる部隊集合教育「レンジャー」がある。いずれもじ前に厳格な資格検査を行い、このテストにパスしなければレンジャー教育に挑むことはできない。また、レンジャー学生となり教育が開始されてからも、基礎訓練の各課目及び体育等の訓練を無事乗り越えなければ、行動訓練と呼ばれる指揮運用(部隊行動)のステージへと進むことはできないのである。

(コメント)
 部隊におけるレンジャー集合教育受講者等に対して、小生が訓示した内容を以下に紹介する。

『育て大きく、師団レンジャー            (H14/5/20記)

 本日(5/20)、美幌駐屯地に於いて第10期師団レンジャー養成集合訓練開始に先立ち、今般新調した「師団レンジャー隊旗」を授与し、教官・学生及び連隊の隊員諸官を前に幾つかの要望事項等を述べた。その概要を紹介する。
1 レンジャーに対する期待の高まり!
 昨今の国際情勢を考えるに、従来型の高強度紛争対処もさることながら、テロ・ゲリラ等対処の必要性も高まっている。その主役を担うのは陸上自衛隊では、レンジャー隊員やレンジャー的訓練・素養を有する者で有る。出来得れば、師団の全隊員にそのようなレベルを付与したい。従って、大いに期待している。
2 被教育者(学生)に対して
(1) 部隊の看板の重みを片時も忘れずに!
厳正な資格検査の結果合格率6割であった。十分な素養有りと認め、部隊も期待している。それに応えよ。
(2) 基本・基礎に習熟せよ! 
 本来ならば、9週間で可とされている教育期間を2週間延長している。それは、体力・気力をも含む基本的・基礎的事項を完璧に習熟させんが為である。秘湯困憊の極限状況下にあっても心手期せず確行出来るレベルにまでならねばならぬ。
(3) 限界に挑戦し、誇り高き戦士たれ!
 諸官等が直面する敵は、名だたる戦闘員である。彼等に打ち勝たねばならぬ、その為には、天候・気象、或いは行く手を阻む険峻な峰や山・谷をも自存生活しつつ長期に亘って行動せねばならぬ。そして、最後の敵はともすれば挫けんとする己との戦いである。過酷な任務を遂行してこそ、胸に燦然と輝くいぶし銀のダイヤモンドの強固な意志と困苦に耐え勝ち抜いた者のみに与えられる月桂樹のバッジが重みを増すのである。この為に、常に己の体力・気力・能力・技術の限界に挑戦し、それを乗り越えねばならぬ。
(4) 同期の絆を強めよ!
 己が厳しい時に他者に対する慮んばかる事の出来る真の勇者であるべきであり、それらを通じて生涯の真の友を得て貰いたい。助け合って、全員が無事にバッジを受領出来るようになって貰いたい。

3 教官・助教等に対して  (下記2点である。多言を要すまい)
(1) 真に使えるレンジャーを養成せよ!(使い物にならぬレンジャーが意外に多い?)
(2) 安全管理 厳しい訓練の前提は安全の確保
4 師団全隊員共々彼等の成長を見守り、期待したい。』以上

 

   体育は、レンジャーとして必要な体力及び不撓不屈の気力を維持・練成することを目的として行われる。
格闘は、レンジャーに必要な近接戦闘を修得させることを目的として行われる。
 

(コメント)
 ウィキペディアには、体力訓練として次のように種目が列挙されている。
     ○かがみ跳躍
○ロープ渡り、ロープ登り
○ハイポート(小銃を両手で持ち上げた状態で行う長距離走)
○20キロ走-炎天下で、小銃を携帯し戦闘服着用の完全装備。アスファルトの地面を戦闘靴で蹴るので、相当な苦痛を味わうことになる。

 

  破壊は、襲撃・伏撃に必要な破壊技能を付与することを目的として行われる。
射撃は、遊撃行動に必要な射撃指揮、各種武器の取扱・操作に関する基礎的識能を付与することを目的として行われる。
地図判読は、行動に必要な地図判読技能を付与することを目的として行われる。
生存自活は、行動間の生存自活に必要な識能を付与することを目的として行われる。

(コメント)
①生存自活訓練は、「生きた蛇を調理して食べる訓練」として人口に膾炙しており、食べることのできる動植物の知識や判別法、調理法などを学び、実際に蛇や鶏等を解体処理し食する。継続的な補給が期待できない状況であっても任務を完遂するためには、如何なる環境下であっても生存自活しうることが極めて重要である。
②生存自活のノウハウは、サバイバル技術でもある。山菜やキノコを活用することも重要だ。富士学校レンジャー班がまとめた「山野の味わい(山野に緑ある限り、人飢えることなし)」等を参考にした富士紀行の一文(抜粋)を紹介する。
『富士紀行(59)  春来る;春を食べよう! (H13/4/1記)
 (前段略)当地の人は、水かけ菜が出回ると春を感じるという。春を食べると言えば、矢張り旬の山菜であろう。富士山麓は山菜の宝庫である。日本には4500種ほどの植物があると考えられているが、その内の半数近い2000種ほどが山麓の静岡県側で確認されていることでも宝庫たりうることが理解できよう。代表的な山菜を挙げると、タラの芽、ツクシ、蕗の薹、ワラビ、ウド、ヨモギ、セリ、三つ葉、ゼンマイ、コゴミ等々であり、これらがいたる所に自生している。勿論、富士学校敷地内にも何ヶ所か確認出来ている。

● 山菜取りのマナー
 近年山菜取りが一種のブームになっていて、多くの人が自然と自然の味に親しむのは喜ばしいことであるが、マナーというかエチケットを守らない不心得者がいるのは寂しい限りである。一般的に言われている山菜取りのエチケットを幾つか挙げよう。根本原則は自然のバランスを崩さないことが第一である。即ち、必要とする量以上の量を無闇に採取しないこと、食べられる部分のみを採取すること。である。マナーの原則の第二は、社会人として責任ある行動をとることである。倶知安の時、タケノコ取りで行方不明になった人の捜索に何回出動したことか。残念ながら命を落とされた方も多い。山麓ではネマガリ竹の筍は見かけないので、筍取りでの行方不明事案はないようだ。又、物を捨てたり、樹木等を折ったり、切ったりする者や持ち出し禁止の石や樹木を盗む者は入山資格無しと断じ得る。特に富士山の素晴らしい環境は日本人の誇りであるはずだ。
 山菜の種類に応ずるマナーは次の通り。
① タラの芽:枝も少なく芽の数も少ないので、2番芽、3番芽は出きる限り採取しないこと。採りすぎると枯れ死にし、翌年は採取できない。 
②アケビ、マタタビ等のツル性の植物:ツルを引き下ろすことなく採取。ツルを引き下ろすと翌年結実しなくなる。
③ウド等の土を掘り起こして採取する山菜: 土を必ず埋め戻すこと。山芋の上端部は土に埋め戻す。
④ ジュンサイ等の水生植物:採取量は全体の半分に抑えること。
⑤フキ等の地上部を採取する山菜:鎌で刈り取るか株の根元を抑えて引き抜くかして、必ず根は残すこと。

● 山菜の料理のコツ
山菜料理は本来野趣に富んだものであり、山菜特有の色、香り、酸味、辛み、苦味等 自然の味を最大限活かしたあっさりとした料理に仕上げるのがコツである。
山菜は一般にアクがあるので、その強さの程度に応じたアク抜きをしなければならない。アク抜きした山菜は、ごく簡単な味付けが、特有の風味があって美味である。せりなどは浸し物にも良し、ウド等は、和え物にするのが良いようだ。汁の実にも油炒めや煮物も三杯酢等にも適している。
町の店にも山菜は売っているが、矢張り自分で苦労して採取し、料理した味は格別だ。揚げたての山菜に舌鼓を打ちながら、美酒を飲むときは至福の時である。』


 山地潜入は、山地の特性及び山地における移動に必要な技能を付与することを目的として行われる。
空路潜入は、行動間の航空機使用に必要な識能を付与することを目的として行われる。
水路潜入は、水路による潜入、河川等の通過技能を付与することを目的として行われる。

(コメント)
小生が富士学校勤務時代に書いた「富士紀行」からレンジャー訓練の一端を紹介しよう。
『富士紀行(15)  樹海に鍛える富士学校学生!
  富士には月見草がよく似合う」と書いたのは、太宰治である。太宰は「富嶽百景」の中で、この部分を次の如く描写している。「・・・老婆も何かしら、私に安心してゐたところがあつたのだらう、ぽんやりひとこと、「おや、月見草。」さう言つて、細い指でもつて、路傍の一箇所をゆびさした。さつと、バスは過ぎてゆき、私の目には、いま、ちらとひとめ見た黄金色の月見草の花ひとつ、花弁もあぎやかに消えず残った。三七七六米の富士の山と、立派に相対峙し、みぢんもゆるがず、なんと言ふのか、金剛力草とでも言ひたいくらゐ、けなげにすつくと立つてゐたあの月見草は、よかつた。富士には、月見草がよく似合ふ。・・・・」文学碑が旧御坂トンネル付近にある。

さて、青木ヶ原の樹海と言えば皆さんは何を想像するだろうか。紅葉台から足下に眺めた鬱蒼たる森林の海は、関西空港の約六倍、3000haの広さである。この樹海には、楓、檜、雑木などが密生し、6目41種、33科112種の鳥獣類が棲息している。

 富士学校の学生教育にとっても青木ヶ原の樹海は欠かせない存在である。昭和31年米国のレンジャー訓練を学んだ者数名が富士学校に所属、レンジャー調査課程が発足した。
彼らは富士山周辺に訓練適地を探し求めた。
コンパス行進に最も適する地域として青木ヶ原の樹海が選考された。三つ峠も岩場訓練適地として選定され、現在も使用させて頂いている。 
 爾来、富士学校特に普通科部の幹部レンジャー養成の教育におけるコンパス行進と行動訓練を、また訓練班担任の幹部・陸曹の偵察課程の教育コンパス行進で、青木ヶ原を使用させて頂いている。
 レンジャー学生や偵察課程の学生のコンパス行進能力は大したものである。行程7~8Km、人跡未踏、彼方此方に苔むした溶岩石が散乱し、仰いで空を見上げても見渡す限り一点の青もなく、木洩れ日を期待する方が無理であろう。又、水が無く、前進を阻む地壁や迂回せざるを得ない崖も多く、見通し距離も精々数十mと短く、コンパス片手に直行というわけに決していかず、そういう意味においては絶好の訓練場である。このような樹海を数名のグループで、一路示された目標に向かいただひたすらに前進するのである。コンパスマンと歩測マンを逐次に交代しながら。夜間など更に大変だ。
 前の者の中帽(ヘルメット)の後ろに貼付された夜行テープが忽然と消えた。と思ったら崖下や穴の中から呻き声が聞こえることも多い。片足を出しては感触を確かめつつの前進はマンボダンスに似ていることからレンジャーマンボとも言う。悪戦苦闘すること十数時間、やっと目標到着。
 概ね目標の百m以内には到着できる。時には大きく狂って教官を慌てさせる組もあるが・・
 俗に青木ヶ原はコンパスが効かないと言われているが、決してそんなことはない。
小生も陸曹偵察課程の学生の組に同行教官として参加したが、問題はなかったし、富士学校の訓練でそんな話は一切聞いたことがない。
 青木ヶ原は、松本清張の「波の塔」で自殺の名所として一躍有名になり、昭和30年代から自殺者が相次いだ。今も自殺者が引きも切らないと言う。訓練の最中に不慮の死を遂げた死者に遭遇することも多い。携帯したスズランテープを樹海中の小道まで、引っ張って目印とし、警察に通報することとしているそうである。特に薬瓶や刃物が散乱している場合等の事件性のある場合は気を使うとか。

 訓練終了、帰隊したならば、お清めの塩で入室前に穢れをそそぐのも彼らの習慣である。
山梨県警では昭和46年から、富士吉田署長を捜索本部長とし、消防等の関係機関からの協力も得て総勢約400名程度で半日をかけて樹海内を一斉捜索を、毎年秋の行楽シーズン終了後に実施するが、例年数体の御遺体を収容するという。参考までに、死にきれずに保護された人は、数十人に及ぶ。
平成6年6月に、「自殺防止連絡会」が発足し、自殺防止の看板掲出や、「生への呼びかけ」と称するパンフレットを作成して訪れる人に配布している。その中には、死の淵から帰還した自殺願望者の生々しい声が収録されており、死ぬことの無意味さを訴えている。
浮かばれずして、樹海を彷徨える魂も多いのだろう。樹海の中に乾徳道場と言うのがあり、時折訓練の最中に差し入れを頂くこともある。道場の人の話によると、躊躇い傷を持ち、血糊に塗られ、彷徨数日を物語る異臭を発し、死ぬに死ねず、助けを求めてくる人もいると言う。

 普通科部副部長の及川輝彦1佐がレンジャー教官時代の体験談を紹介しよう。コンパスマンで先頭を歩いていた学生がコンパスから顔を上げた瞬間、青白い顔が目に飛び込んできた。かの学生、「班長、またー」と例の如く助教の悪戯だろうと思って目の前の死人になりすました班長(彼はそう思いこんでいた)の肩を叩いた。その途端、その班長の体がぐらっと倒れたのである。
助教も飛んできて、彼らは死体に対面した。仏さんは、大木の根本に寄りかかり、首には一筋の縄が食い込み、策条痕が見られた。周りにワンカップ大関とスルメが散乱していたという。死出の旅出に際して、最後の宴を張ったのだろう。合掌!』