山下塾

山下 輝男

地方自治体の有事対応力の強化 その1

 山下塾第9回講座のテーマは、「地方自治体の有事対応力の強化」です。
防災にしろ、国民保護にしろ、県や市町村の地方自治体が極めて重要な役割を果たします。その能力強化について3回に分けて考えてみましょう。説明項目はスライドの通りです。
 防災及び国民保護における県や市町村の役割を簡潔に示しています。
スライド3には、特に国民保護における市町村の役割を詳述しました。
 地方自治体は、現状の組織・能力を持って、各種対応をしなければなりませんが、役場等が直面する状況はどのようなものでしょうか?
事態は千差万別でありますが、要約すればスライドに示すような事態認識でしょうか?
 地方自治体の組織編成上の現状を見てみましょう。
某市の例を示していますが、平時業務を行うように組織されており、余剰人員は居ないということでもあり、膨大且つ複雑な業務に対応できるのでしょうか?専門的対応力は消防署のみです。
 市町村長が、直接指揮し得る組織の一つが消防団で、重要な地位役割を果たしています。その現状及び課題を整理してみました。
 自主防災組織については前回講座で説明しておりますので割愛しますが、問題点のみ再掲します。
 地方自治体の能力アップに訓練は欠かせません。防災訓練はそれなりに実施されてきておりますが、国民保護訓練はやっと県レベルの訓練が一回終わったと言う状況です。
今後は市町村レベルの訓練も必要でしょう。訓練の中味も充実させる必要があります。