山下塾

山下 輝男

国民の協力、権利・義務及び自助 その1

 山下塾第7回講座のテーマは、「国民の協力、権利・義務及び自助」です。2回に分けて説明します。
説明項目はスライドにお示ししている通りです。
 協力に関する規定の概要です。防災に関する事項は義務規定ですが、国民保護に関しては努力規定と言う大きな差異があります。
 国民保護法における国民の協力について説明しています。本来的には、国民の広範積極的な効力が不可欠と考えられますが、規定上は極めて限定的に捉えられているところに大きな特色があります。
国民に協力を要請できる事項も限定的です。極めて厳しい制約下において国民保護の措置が行われねばならないということに思いを致して欲しいと思います。
 武力攻撃等事態の特性に鑑み、協力要請に当り留意すべき事項が明確に示されています。
 国民保護と言う極めて重要で且つ相当の所要が必要な責務に対して、それに対処すべき関係機関の能力は必ずしも万全ではないのではないと考えられます。
その足らざるを補完すると共に、公的機関がより重要な正面に努力を集中し得るようにするためにも国民の自助、共助を始めとする協力は不可欠であろうかと思います。
国民をそこまで巻き込むべきではないという意見も根強いでしょう。自発的な協力が得られるように国民に対する啓蒙普及が必要でしょう。
 自助・共助の考え方や行政との協働が行われるような国民運動を展開する必要があるのではないでしょうか。
自助や共助の重要性は、巷間言われるのが「自助:共助:公助=7:2:1」からも明らかです。
 一般的に国民の協力が期待され、且つ実行可能と考えられる事項をスライドに示しました。