山下塾第2弾 「現代危機管理考」

山下 輝男

昭和21年鹿児島市生まれ
第13期防衛大学校卒業後、陸上自衛隊 入隊
北は旭川、南は復帰直後の沖縄で勤務
指揮官・幕僚として多くの災害派遣(阪神淡路大震災災害派遣)等を経験
平成16年3月第5師団長を最後に陸上自衛隊を退官
現在は、NPO平和と安全ネットワーク理事
NPOパトラン 顧問
NPO NBCR対策推進機構 特別顧問

山下塾第二弾「現代危機管理考」の開講について
平成23年3月11日は、私共日本人にとって、決して忘れてはならない日となりました。未曽有の被害をもたらした東日本大震災、超巨大な地震とそれによって引き起こされた大津波、更には福島第一原発の事故も惹起し、正に複合災害となりました。痛ましい限りです。
亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに、被災地の一日も早い復旧・復興を願わずにはおれません。

 さて、私共は、今次大震災から何を学ぶべきでしょうか?記憶が鮮烈なうちに教訓を摘出し、将来に役立てなければなりません。

 おりしも政府事故調査・検証委員会が昨年暮れに中間報告を行い、福島第一原発事故の概要と問題点がある程度明らかになりました。
危機管理という観点からも実に多くの論点があると思われます。事故調が指摘している以外の問題についても危機管理上課題があると感じております。

 また、国内外の事件・事故・災害等への対処を見てみますと、実に学ぶべき点が多々あります。

 山下塾第二弾では、「現代危機管理考」と題して、東日本大震災就中福島第一原発事故に関わる危機管理と、内外12の事件・事故等の危機管理の実態を俯瞰して、現代の危機管理は如何にあるべきかを皆さんと共に考えたいと思います。 今夏には事故調の最終報告も出されるでしょうし、また、政府諸機関等の議事録もある程度明らかになるでしょう。
それらを踏まえて加筆・修正すべき事項も多々あるかと思います。それらは追って皆様に提示したいと考えます。

 本塾第二弾が、我が国の危機管理の向上に幾何かでも寄与すれば幸甚であります。

 皆様からの忌憚のないご意見・ご指導を賜りたいと存じます。

平成23年2月吉日
山下輝男拝