山下塾第3弾

山下 輝男

第4回 第1部:地域の防犯4

 第4回講座の内容はスライドの通りです。

前回に引き続き自主防犯活動について説明致します。
自主防犯活動を行う上での最も基本的な事である自分達の住む街の情報収集の方法や作成が推奨されている安全・安心マップに説明した後、自主防犯活動のティピカル化活動を見てみたいと思います。
 

 皆さんが地域における防犯活動を行うためには、まず地域の犯罪の発生状況がどのようになっているのかを知る必要があります。
どのような犯罪が、何処で、どれ位の頻度で発生しているのかを具体的に知らなければなりません。
そのような情報は所轄の警察署や交番で知ることが出来ますし、マスコミやインターネットでも調べることが出来ます。

 また、タイムリーな犯罪に関する情報をも入手する必要があります。学校や自治体等が「安全・安心メール」を一斉に関係者に通報するという方法があります。

 
 ここでは、安全・安心メールについて説明します。
地域によって、名称は違う場合もありますが、基本的にはエリア内で発生した犯罪情報等を登録した携帯等に速報するシステムです。
災害に関する情報をも安全・安心メールで速報しているケースもあります。
皆さんお住まいの地域や学校区ではどのような安全・安心メールがあるのでしょうか?
 
 安全・安心メールが登録した携帯やパソコンに速報されるのに対して、登録していないにもかかわらず情報が送られてくる場合があります。
緊急地震速報を思い出して下さい。

  震度5以上の地震が予期される場合、そのエリア内の携帯電話に自動的に送られてきます。ドコモでは、緊急地震速報に止まらず、自治体からの要請により災害や避難情報を発信しています。
ソフトバンクのエリアメールのサービス開始は、2012年2月から災害・非難情報を発信することとなっています。auについては不明です。
 
 安全・安心マップなるものは、警察や自治体が作成して住民に情報提供する場合に使用されますが、住民自身が、自らの足で地域内を点検してそれを地図上に展開する場合もあります。
後者の方が住民自身の目と足によるものであり、よりきめ細かい情報が展開され、またその作成自体を通じて防犯意識の醸成に役立つものと期待されています。

どのように作成するかなどがWEBで公開されていますが、余り形式に捉われる必要はないでしょう。
 
 子供110番の家を見掛けられることが多いのではないでしょうか?
子供のための緊急避難所として位置づけられています。保護時の対応などの手引書が配布されているようです。
設置主体によって色々なマークがあるようですね。
 
 青色回転灯を装着した乗用車を見掛けることも多くなりました。
それなりの効果が認められています。青パトの運用を考慮しておられる団体は、所轄の警察署に相談して下さい。
 
 最近防犯や防災の面でコンビニが色々な役割を果たすようになってきました。帰宅困難者支援ステーションにもなっていますね。

 期待されている役割、機能はスライドの通りであり、小学校区に1個程度が指定されるようです。
 
 コンビニの拠点化とは別に、コンビニ以外の施設が地域防犯拠点に指定されているケースもあります。
名称は様々ですが・・
 
 地域住民の防犯に関する意識改革やノウハウの指導等のために各種の教育等が行われています。
自分達で教育しうる知見がなかったり講師がいない場合もあるでしょう。
そのような場合は防犯協会や警察等に相談されたら宜しいでしょう。
 
 自主防犯活動の中核になる人材の育成・養成が必要です。
ボランティア活動が長続きし、効果的な活動が行えるためにはリーダーとなるべき人材が欠かせません。
その佳な人材育成の各種プログラムもあります。
 
 自主防犯活動の最後に実施上の留意事項をまとめてみました。
ボランティア保険には是非加入しましょう。防犯と防災の活動の連携と云いますか一体化が必要ではないでしょうか?
何よりも大事なことと私が感じるのは、住民相互の挨拶の重要性です。
挨拶により地域コミュニティが復活し地域再生が期し得るのです。
 
次回講座はスライドの通りです。