山下塾第3弾

山下 輝男

第11回 地域の安全・安心講座

 今回の講座はスライドの通りです。家族の安全確保のためにどのような準備をすべきか、自分達の街を自分達で守るためにはどうすれば良いかを考えたいと思います。

 

 皆さんが自宅で日頃から準備しておくべき事項を列挙すればスライドの通りです。
 備蓄等、お互いの連絡法、家具の転倒防止等どの程度しておられるでしょうか?
 多分、皆さんは、断水した場合に水洗便所の水の確保に苦労されるものと思います。その対処の為に浴槽の残り湯を捨てないで翌日までとっておきましょう。
 また、最近特に強調され始めましたが、自宅の部屋のうち1部屋を補強してシェルターのようにしておくことが必要でしょう。安全な空間があるということは安心感を与えますし、家族の身を守るために重要なことです。
 家族との連絡法にはスライドのような方法があります。被災地から被災地外への連絡はある程度可能な場合があるようです。従って、被災地外の拠点を家族の連絡のためのキーステーションとして活用するという方法もあります。携帯各社の伝言板を活用する方もあります。4項に示しましたが、災害用音声お届けサービスが開始されています。色々な方法がありますので、家族と話し合って連絡法を確認し合いましょう。
 地域の連帯感が希薄になったと云われています。災害の時には地域の隣近所同士の助け合いが非常に重要になってきます。自分達の街は自分達で守るという共助が今ほど必要とされる時代もないのではないでしょうか?共助の中核的な組織として、自主防災組織があります。それ以外にも色々な団体が共助を担う組織として登場しています。自衛隊のOBで組織する隊友会などもそれでしょう。
 共助の重要性を阪神淡路大震災時のデータから確認しましょう。近隣住民によって救助された人が多いことに驚かれたことでしょう。公的機関による救助には時間がかかります。先ず近隣住民による救助があって、それで対応できないような所を公的機関が救助するということで全体の救助率が向上するのです。
 先程も説明しましたが、改めて共助を担う組織を列挙すればスライドの通りでしょう。
 大規模災害等においてお互いに助け合う場面にはどのようなものがあるのでしょう。一寸した気遣いで実行できることがあるし、一緒に行動することが助け合いになることもあります。避難所の管理運営もお互いが助けあえる場面でしょう。捜索救助も近くの人と協力し合って実施すれば可能です。
 自主防災組織の全般的事項をスライドに示します。
 期待されている役割はスライドの通りでしょう。法的に規定されている訳ではありませんし、またこれ以外にもあるでしょう。夫々の自主防災組織がその特性や能力の応じて規定することになるのでしょう。
 然しながら、現実の自主防災組織は来される役割を果たすには余りにも無力ではないでしょうか?課題として一般的に指摘されているのはスライドの様なものです。
 然しながら、自主防災組織の活性化を図った結果効果があった事例が報告されています。
 課題解決のためにはスライドの様な事を行う必要があるでしょう。特にここで強調したいのは、⑤です。住民が最も関心の深いことの自主解決を行うことから始めてみると自主防災組織が活性化し、それが他のことにも波及するものと思います。
 次回講座はスライドの通りです。