山下塾第4弾

山下 輝男

第8回 我が国のテロ対策の現状と課題

第8回 講座

始めに
 今回は、NBCRやサイバーテロを除くその他のテロ対策について説明いたします。ボストンマラソンにおける爆弾テロやアルジェリアの人質拘束事件等は記憶に新しいところであり、我々も巻き込まれないという保証はありませんね。
1 大量輸送機関等のテロ対策
 9.11米国同時多発テロやスペインでの列車爆破テロに見られるように、大量輸送機関をテロの対象にする脅威が顕在化しています。
 鉄道、船舶の対策はスライドの通りであり、またボストンマラソン爆弾テロ等のイベント時におけるテロ対策もスライドのように考えられています。
 対策としてはスライドの通りなのでしょうが、現実問題としては、心許ない気がするのは小生のみでしょう?
 夫々の対策の実効性はどうなのか、しっかり評価されなければならないですね。

 

2 ボストンマラソン爆弾テロについて
 今春のボストンマラソン爆弾テロ事件の概要はスライドの通りですが、2020年東京オリンピックは果たして大丈夫なのでしょうか?気になるところですね。

 

3 東京五輪テロ対策始動
 東京オリンピックを睨んだテロ対策も動き始めました。報道ベースですが、スライドの通りです。

 

4 在外邦人保護
 日本人の海外進出が多くなるにつれ、海外でテロに巻き込まれるケースも頻発しています。お屠蘇気分も抜けきらぬ正月に起きたアルジェリアの人質拘束事件では10名の日本人が犠牲になりました。
 事件の概要を再掲します。

 

 日本政府は、有識者懇談会を開き、その報告書が4月に公表されました。その概要はスライドの通りです。自衛隊法の改正も検討されています。

 

5 テロ対処部隊について
 対処の手の内を見せるのは賢明ではないかも知れませんが、報道・公表されている範囲で紹介しましょう。
 テロ対処には鎮圧と救急・応急の分野があり、次第に強化されつつあるようです。
 警察の部隊等については次のようなデータがります。

 

以上で、第8回講座を終了します。

お勧め記事: 防衛駐在官と危機管理