海軍爺さんの 「これでいいのか?日本!!」
第10回 三原則放抛 ('09.06.15.)

海軍爺さん

 わが国民は昔から三に関連のある言葉がとても好きらしい。三兄弟、三姉妹、三匹の侍、三ケ月、三つ子の魂百まで、上中下、大中小等々数えればきりがない。敗戦後の日本は、内向きの「縮み指向」が花ざかりである。非核三原則、武器輸出三原則などその最たるものである。原爆は黄色人種の日本には二発も投下したが、もし第二次大戦が長引いても白人のドイツには落さなかったであろうと言われている。左がかった廣島の市長は、ロシア、支那、北鮮などの核には一言も触れず、反米反核、非核を強調することにより当選している。被爆地の市長としてその気持はわからんでもないが、核を持つか持たぬかによって、国際場裏における、発言力、外交力、軍事力の差は、天と地ぐらいあることを、日本以外の各国はイヤと言う程知っている。日本もそろそろ冷静に考えて核アレルギーから脱却してもいい頃ではないか!

 数年前に書いた拙文「岡目八目」の36項に述べたとおり、俺は「核武装推進論者」である。核兵器は量や数の問題ではなく、持つか、持たないか、の問題である。北鮮が一発持ちそうだとわかった時点で、米国は、アワテフタメイテ、テロ支援国家を解除したではないか!

 核兵器を持っている米、英、仏、露、支の五ケ国が国連の常任理事国を独占している状況を見るだけでも、その絶大な威力のほどを知ることが出来るであろう。戦後60年以上もたった今日、そろそろ日本も自前の核武装に踏み切るべきではないか!!

 北方四島、竹島、尖閣諸島、北鮮の拉致問題に対する政府の弱腰はナンダ!

 一日も早く非核三原則を放棄して、堂々と核兵器の研究、開発を促進して、原爆を作り、原子力推進の大型空母、一万トン級の原潜の建造へと大転換すべきである。

 武器の輸出についても、内向きの変な枠を取り払い、海外にも輸出できるようにすべきである。自分で自分の手足を縛り自己満足しているのか! 武器を輸出している諸外国は、日本が良い武器を売らないため、大いに儲かっていると蔭で舌を出しているぞ。

 国内の自衛隊だけの商売で、造船、航空機、兵器産業は青息吐息である。変な規制をするもんだから悪徳業者は北鮮に原爆製造に欠かせない機器などを密輸している。不正は断乎取り締まり、堂々と輸出できるようにすべきである。これで各種産業も息を吹き返すであろう。輸出が軌道に乗れば国内の単価も安くなるであろうし、又高い値段をつけられて買わされている海外の特に米国の武器を購入しないで済むことになる。近頃委員会あたりで声を出し始めたようだ。

 最近オバマ大統領が核の削減を強調しているが、米国は勿論保有諸国も廃止は決してしない。現有する絶対兵器の数を多少削減しても全廃するようなバカな事は決してしない。その位絶大な威力を持っているのが核兵器である。

 国民の感傷的な核アレルギーを解消させ、核武装の必要性を、国民に説明し納得させる責任は政治家にある。政治家よ! コップの内のイサカイをやめて、目を世界の現状に向けよ!!

(第10回了)