海軍爺さんの 「これでいいのか?日本!!」
第14回 政治屋ども ('09.09.20.)
近頃何と政治屋どもが増えたことだろう。昔は「井戸塀」と言われた程、自己資産を政治に使い果たして、残ったのは井戸と塀だけだったことから出た話である。最近は大金を残すことに専念し、悪事に手を染めた者は別として、破産した話は聞かない。一時期YKKが羽振りを利かせたが、Yは今度の選挙で落選し、一人のKは「加藤の乱」で人気凋落し次第に左傾し、もう一人のKは代議士をやめた。やめたKは中途半端な「郵政民営化」では、付和雷同性の強い日本人の特性を悪用し一応成功し、「小泉チルドレン」を量産して、一時選挙に大勝したが、これも槿花一朝の夢であった。その点中曽根は、全国民が当時の国鉄に強い不信、不満を持っていたのを民営化して要望に応えたが、その後靖国神社参拝の件でミソをつけ後年まで悪例を残した。
政治「家」と政治「屋」の違いは、国のための政治をするか、私利、党利を優先して考えるかの違いである。近頃出た本「日本を貶しめた10人の売国政治家」を読むと、情けないと思うと同時に心から憤りを感じる。どうしてここまで落ちてしまったのであろう。売国奴や親中、親露、親米のみならず、媚中、媚露、媚米の輩が実に多い、こいつらは日本人であろうか?
民主党が政権を握ったが、汚職の親玉みたいな男が幹事長になり、言うことやることが、コロコロ変わり、特に不愉快なのは、昨年だったか取り巻き数百名を引き連れて、支那の胡皇帝に
総理になった鳩山も一寸面白い男と思ったが、なった途端支那に
自民党時代毎年米国から「年次改革要望書」を受け取り、まるで米国の51州のような立場で要望に応じていたが、最近聞いた話では、自民党の族議員どもが国内で仲々実現できないことを、米国に頼んで要望書に入れて貰っていたらしいことがわかってきた。これ又何と情けない限りだ。やっぱり自民党も次回の選挙で総入れ替えして軸のシッカリしたブレない新党を作らないと ダメダ!
(第14回了)