安倍晋三姓名考

元陸上自衛官 現星槎大学非常勤講師 森 清勇

 以下は私の勝手な「安倍晋三」姓名考です。正確な見解はその筋の専門家に俟つ以外にありません。
 私は姓名占いに通暁していないどころか、まったくの素人で、この拙文が取り上げられるかどうかさえ分かりません。もし、運よく取り上げられたならば、そして、少しでも姓名判断などに詳しいご仁がおいでであるならば、すぐにでも、よりましな見方・考え方を提示して頂き、本文に上書きして欲しいものです。
 と言うのも、「安倍晋三」という姓名を徒然に眺めながら、姓名と最近の動きを強引に関係づけた一種の語呂遊びでしかないからです。従って、そこには理論などという高尚なものは少しもありません。

 「あべ」という姓では「阿部」が一般的で、数も多いようです。少ない「安倍」が使われているところに、まず関心があります。「安」は国家の安全であり国民の安心です。アベノミクス効果で、生活必需品の高騰を出来るだけ速やかに安く安定させる意味も含めたいです。「倍」は「2」を意味します。しかも名前では「3」にすすむ(「晋」)としたところにおおきな意味が含まれているように思えてなりません。

 まずは、一字ごとに、いま日本で起きている事象などと関連付けてみます。

安: 日本を世界一の安全・安心な国にすると首相は施政方針演説で述べました。暮らしの不安や国家の非常時には迅速かつ適切に対処する国土強靭化に努めるとも約束しています。
生活必需品の高騰はアベノミクスの思わぬ反動でしょうが、何にでも反対する輩からの攻撃をかわすためには、速やかな安値安定が特に必要のようです。
倍: 2%のインフレ・ターゲットを掲げて、デフレで20年間苦しんだ政治に決着をつけ反転させることを国民に約束しました。その為に、2年間で、資金供給量(マネタリー・ベース)を2倍にすると日銀が協調姿勢を打ち出しています。
「倍」は2であり再でもあります。失業などで一度挫けた人でも、めげずに再チャレンジ可能な社会の構築を目指すとしており、進路を阻止するものには倍返しも厭わないということでもありましょう。
晋: 以上の決意で、日本の健全化、強靭化を強力にすすめることになるわけです。その心は本来の日本、あるべき日本を取り戻して「美しい国」、更には美しい国の伝統・文化の遺伝子を保持しながら「新しい国」を目指すことです。
三: 目標を掲げ、決意を以って望んでも、実体経済がついていかなければ民の心をとらえることはできません。民の心が捉まらなければ、如何に憲法を改正しよう、国民教育を充実させよう、自衛隊を国防軍にしよう、集団的自衛権を行使できるようにしよう、普天間の米軍基地を辺野古地区に移設しようと考えても政治は動きません。


 具体的には3本の矢(金融政策、財政政策、そして国民の需要喚起)で目標に邁進することです。しかし、自由社会には、政府の姿勢を故意に捻じ曲げて喧伝する悪意や、国民に間違った情報を流し難関を乗り越えようとする政府の動きを阻害する輩も出てきます。特にマスコミやマスコミ受けする政党には注意が必要です。
 戦後レジームを脱却するには大きな問題ばかりで、一つの内閣では解決できないかもしれません。特に今の政府・与党は憲法改正や国防軍などに難色を示す政党を抱えており、荷が重いかもしれません。その場合は与党を組み替えて、第3次安倍内閣を作ってでも目的完遂をして欲しいものです。
 いまは政権が順風で進んでいます。そういう時こそ、油断は禁物です。どこに、どんな伏兵が潜んでいるか もしれません。外国から思わぬ矢が飛んでくるかもしれません。一歩一歩と歩を進めて欲しいものです。

(平成25年4月16日記す)