中国の春節等

原 充男

以下、中国の春節にちなんだニュースです。


春節の帰郷

春節の帰郷1 春節の帰郷2 春節の帰郷3

 大都市に出稼ぎに来ている地方労働者(農民工)は、1年に1回の春節帰郷を最大の楽しみにしております。
 最近は、新幹線網が整備され、容易に帰郷することができるようになりましたが、一般の人特に農民工の人達の帰郷手段は、長距離バスです。値段は新幹線の5分の1程度です。所要時間は10倍はかかりますが・・・・・
 今年の春節では、特に大都市の環境汚染がひどいために、帰郷する人が多いようです。

 また、大都市の市民も、環境汚染から逃れて地方のリゾート地で過ごす人たちが多いようです。


農民工

農民工1 農民工2 農民工3

 2月10日の夕方6時のTBSにても一部放送されておりましたが、北京に出稼ぎに来ている労働者(農民工)が、賃金の不払いにあって帰郷するお金がなく北京市内等で会社等に対して賃金請求をしているデモの写真です。
 この労働者たちは、春節に故郷に帰ることができず、大多数の人は泣き寝入りの状態だそうです。
 上記のように帰郷できる人は、幸せな人たちです。


春節の花火

農民工1 春節の花火2 春節の花火3

 春節時は、市内においても爆竹や花火の打ち上げが許可されています。一般には、朝10時から夜10時までが許可されていますが、時間帯や日時や場所は、あまり守られておらず、このため春節期間中は、けが人や火事や喧嘩が絶え間なく起こっています。
 北京市内だけでも、毎年、春節期間中の火事は数千件、死傷者も数百人は出ています。

 北京オリンピック前までは、春節時の爆竹や花火は禁止されていました。理由は、この爆竹等に呼応して、不穏分子が銃等を乱射する危険があったからです。オリンピック以降は、治安も安定し、市民の強い希望もあり、許可されています。

 いずれにしても、このような農民工の写真は、政府系のマスコミでは絶対に取り上げられませんがインターネットにより国内だけでなく国外にも簡単に流失されている状況は、改革開放の波が、党や政府によっては、制御しきれない状況にある事を示しております。
 中国の国家統制のほころびは、予想以上に進んでいるものと思われます。これが、中国のインターネット社会の実情であると思われます。