地雷の恐怖から安全・安心の村へ
=カンボジアコミュニティ総合開発プロジェクト体験記=

はじめに

国際平和構築活動、人道支援活動等その言葉の響きは、その活動に対し”仁愛”の美しい言葉を連想させます。
これら世界における平和構築活動は、政府規模から財団、NGOそして個人の活動と幅広い様々な形で実施され、多くの皆様方の支援、協力の下また個人のボランティア活動として現実に行われています。

しかしその活動の実態は余り知られていないのが現状であり、またテレビ、新聞等マスコミも余り興味を示さず、一部断片的なものしか報道されず、特に支援を受けている国や国民がこれらの活動に対しどのように感じているのかは、「有難う!」の感謝の一言で表されています。

日本の国旗が翻るPJは少ない

しかし、それが現実とは程遠いのが実体であり、特に国が実施するODAが本当に国民の納得する形で行われ、被支援国の国民の役にたっているのかは疑問です。

ODAで支援したお金の行方が不明確な事業、当初の計画とは程遠い形の事業等様々であり、被支援国においては日本からの支援で作られた事など誰も知らず、日本に対する関心等全く無い事業等もあり、「日本の支援は、顔が見えない」と言われても仕方がありません。

今後、支援のあり方等について更なる工夫が必要と思われます。
大切な事は、支援を受ける国民、特に地域の皆様が本当に望んでいる事は何なのか?」、「どんな形で支援する事が支援を受ける人々の自立支援に繋がるのか?

将来に少しでも役に立つのか?」を常に追求する事であり、試行錯誤の中から”有意義な支援のあり方”に少しでも近づく事であります。

認定特定非営利活動法人「日本地雷処理を支援する会(JMAS)」は、国とは違うNPOの支援という立場から、カンボジア王国の地雷に汚染された村々において、2008年から地雷除去機による地雷処理及び道路、学校建設等の生活に直結したインフラ整備を同時に行うコミュニティ総合開発”安全・安心の村作り”プロジェクト活動を開始し、支援のあり方について様々な事を学び、現在もこの教訓を生かしたPJを遂行中です。