海上自衛隊 航空部隊の初飛行

さて、2月の後半に入ってきましたので、初飛行の項も今回で最終にしたいと思います。
今回は、海上自衛隊の航空部隊から届いた山口県の小月、神奈川県の厚木、千葉県の館山、山口県の岩国、京都府の舞鶴、徳島県の小松島そして青森県の大湊からの初飛行の便りです。

小月航空基地上空を飛ぶT-5練習機の編隊

山口県下関市にある小月教育航空群では1月7日に初飛行が行われました。
小月教育航空群は海上自衛隊のパイロットあるいは戦術航空士(TACCO)の道を歩もうとする者が最初の門をたたく教育部隊です。T-5練習機で飛行機のイロハを学びます。審査に合格し、単独飛行(ソロ)に飛び立つときは皆が感激すると言います。

神奈川県綾瀬市の厚木航空基地に展開する第4航空群は1月11日に初飛行を行いました。第4航空群の特色の1つはその指揮下には硫黄島航空基地隊、南鳥島(マーカス島)航空派遣隊があることです。

また、厚木航空基地内には、海上自衛隊の航空部隊を指揮する航空集団司令部や海上自衛隊で使用する航空機及び装備される機器の性能調査、評価、用法研究等を行うとともに、航空部隊に対し技能向上のための訓練指導やこれらの業務に従事できるテストパイロット等の養成教育を行っている第51航空隊、海上自衛隊唯一の航空輸送部隊である第61航空隊が所在しています。
第4航空群の初飛行の画像はやはり富士山を背景にしたものにつきると思います。

千葉県館山市にある第21航空群では1月7日、
館山市消防出初め式にあわせて初飛行を行いました。

館山市上空を飛ぶSH-60J/KとUH-60Jの編隊

遥かに富士山を望みながら

千葉県館山市にある第21航空群では1月7日、館山市消防出初め式にあわせて初飛行を行いました。

館山市上空を飛ぶSH-60J/KとUH-60Jの編隊

遥かに富士山を望みながら

京都府舞鶴にある第21航空群指揮下の第23航空隊は1月5日に実施しました。
第23航空隊は、平成13年に海上自衛隊が日本海側に持つ唯一つの航空基地として運用が始まり、平成20年の航空部隊の改編が行われたときに、第23航空隊となりました。

舞鶴航空基地上空のSH-60JとSH-60K

日本三景の一つ天橋立上空のSH-60JとSH-60K

第21航空群の指揮下にあって、本拠地の館山から遠く離れたところに展開するもう一つの部隊が第25航空隊です。
第25航空隊は昭和31年に編成された大湊航空隊が母体で、平成20年に改編されたものです。
第25航空隊は1月5日に初飛行を行いました。

大湊地方総監部の上空を行く
UH-60J(第73航空隊大湊分遣隊所属)とSH-60Jの編隊

大湊航空基地上空のUH-60JとSH-60J

山口県岩国市にある第31航空群は、多彩な航空機を装備しています。
救難飛行艇のUS-1AとUS-2、電子戦データ収集機EP-3、画像データ収集機OP-3C、訓練支援機UP-3DとU-36Aが第31航空群の指揮下にあり、さらに同じ岩国に展開する第111航空隊には掃海・輸送ヘリMH-53E、MCH-101が所属しています。
1月5日の初飛行ではこれら8機種12機が参加し、さらに救難訓練には支援船も参加しました。

電子戦データ収集機EP-3、画像データ収集機OP-3C、
訓練支援機UP-3Dの編隊

救難飛行艇のUS-1AとUS-2

着水するUS-2

着水したUS-2から遭難者に向かう機上救助員

最後は徳島県小松島の第24航空隊です。第24航空隊は昭和40年に第21航空群指揮下の小松島航空隊として編成され、昭和62年に第21航空群から呉地方隊へ編成替えとなり、さらに平成20年に長崎県大村市にある第22航空群指揮下の第24航空隊として新編されました。
1月5日の初飛行では鳴門海峡上空を飛行しました。